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Glycoscience
2016-08-10

アクティブラボの風景 (2-1)

本日、8月10日は、Group 3 の2年生3名(岸本さん、玉垣さん、松尾さん)がラボ体験をしています。非常に活発な3人組で、待ち時間や実験終了後に、自然と実験に関するディスカッションが始まり、お互いに理解を深め合っていました。スタッフサイドから見ていると、とても微笑ましく、応援してあげたいと思ってしまいます。なお、この実習は灘中が担当いたしました(カメラマンも担当しているので写真には登場しません)。

午前中は、遺伝子発現を測定するためのサンプル調製を行いました。5年生の粟津さん、尾野くん、庭山さんがサポートしています。

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作戦会議中(前例:4年生)。「この試薬を入れるの、誰が担当する?」「私が担当しようか?」 後列で見守るのは5年生の先輩たち(左から、庭山さん、粟津さん、尾野くん)です。

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尾野くん(5年生):「彼女から順番に入れていってもらったらいいんじゃないかな」 粟津さん(5年生):「そうだね。フフフ(笑)」

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いよいよ、実験開始!

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測定終了。これから解析です。さて、うまく測れているでしょうか?解析のやり方は5年生の庭山さんが説明しています。

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「あっ!この時期で、発現が上がってるね。」「ホントだ」

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みんな真剣な眼差しで、結果が映し出された PC のデスクトップを見ています。

本日の実験は大成功でした!試薬を間違えずに、そして、マイクロリットルオーダーの少ない量の液体を正確に計り取る必要がある実験だったのですが、とてもうまくできました。検量線もうまく作成できていて、きちんと操作ができた証拠です。また、三重で測定を行ったのですが、データのブレも少なく、とても綺麗なグラフを書くことができました。本日のお題は「マーカー遺伝子の発現をリアルタイム PCR で測定し、マウスの発生過程で神経新生とグリア新生が起きている時期を推定する」ということでしたが、自分たちの出した実験結果から結論を導きだすことができましたね。

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