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Glycoscience
2016-05-21

第63回日本生化学会近畿支部例会例会

神戸薬科大学で第63回日本生化学会近畿支部例会が開催されました

北川先生が例会長を務め、本学教員で組織された実行委員で例会の運営にあたりました。例会当日は関連研究室の学生や研究員の方にも協力していただき、例会は成功裡に終わりました。ありがとうございました。また、施設課・総務課・教務課・情報支援室・生協の方々にも、会場の設営や復元作業、映写・音声設備の操作、会場や備品の貸し出し、懇親会の準備などの多大な協力をいただきました。ここに感謝の意を表します。

生化学研究室からは4つの演題の発表がありました。
志田美春(D2)
「高硫酸化コンドロイチン硫酸による神経細胞の極性形成制御機構の解析」
大橋和佳(B5)学会デビュー
「OTX2 蛋白質の PV 陽性細胞近傍への局在を決定するコンドロイチン硫酸の構造は何か?」
山田敦子(B6)
「コンドロイチン硫酸鎖の発現量調節を介した骨格筋分化促進メカニズムの解析」
内藤裕子(助教)
「脳におけるN-グリコリルノイラミン酸の発現は生体にとって負に働く」

本例会では、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「疾患糖鎖生物学に基づく革新的治療薬の開発」の成果報告会が開催されました。北河修治学長の挨拶で幕を開けた報告会は、生化学の北川先生がプロジェクトの趣旨を説明された後、同研究室の灘中から生化学の成果が報告され、続き、臨床薬学の江本先生、薬品化学の宮田先生、薬品物理化学の田中先生より5年間の成果報告がなされました。また、本事業の特別講演として、遠藤玉夫先生(東京都健康長寿医療センター研究所)、門松健治先生(名古屋大学医学部)のご講演がありました。

学生スタッフと一般講演発表者(懇親会会場にて)Jbsk2016

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